電話占いニーケでは8月初めに、日頃よりご愛顧頂いている皆様へ感謝の気持ちを込めて、「良縁、成就、円満を願う 奉納キャンペーン」を実施いたしました。
皆様からお預かりした”願いや想い”を、世界遺産に登録され日本だけでなく海外からもたくさんのかたが訪れる「厳島神社」へと奉納して参りました。
こちらの記事では、参拝と奉納の様子をご報告させていただきます。
厳島神社(いつくしまじんじゃ)について
厳島(いつくしま)神社のある宮島は瀬戸内海にある島の1つです。
宮島は「厳島」とも呼ばれており、「神を斎(いつ)き祀る島」と言う意味で島全体がご神体の神聖な島です。
御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素盞鳴尊(すさのおのみこと)の誓約(うけい)から生まれた三女神です。
・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
・田心姫命(たごりひめのみこと)
・湍津姫命(たぎつひめのみこと)
※誓約(うけい)…古代日本で行われていた占いのようなもの
島全体が神の島として崇められ、そこに社を建てることは畏れ多いと島自体にではなく海の上へと社が建てられました。
推古天皇御即位の年(593年)に現在地に御社殿を建てたといわれており、平家一門や足利氏、毛利家、皇族・貴族など多くのかたが参詣されてきた神社です。
広島県廿日市市宮島町1-1
※JR宮島口よりフェリーで10分
表参道から厳島神社へ
大きな石鳥居をくぐり厳島神社の入り口へと向かいます。
石灯篭の並ぶ参道を歩いて行くと、満ちている時間帯には右手に海に浮かぶ大鳥居や御社が見えてきます。
海の青に朱の大鳥居や社殿はとても神秘的で美しく、たくさんの方が写真を撮っておられました。
入口で昇殿料を納め、手水で手と口を清め回廊へと進んでいきます。
祓い所で自らを祓い、各社をお参り
入口から進んだ「祓い所」で2礼2拍手1礼し、払い串を用い自ら体を祓います。
すぐ後ろには「客神社(まろうどじんじゃ)」
朱塗りの回廊を順路に沿って進み
「右門客神社(みぎかどまろうじんじゃ)」
「左門客神社(ひだりかどまろうどじんじゃ)」
「大国神社(だいこくじんじゃ)」
「天神社(てんじんじゃ)」とお参りしていきます。
「客神社(まろうどじんじゃ)」と五重塔
厳島神社には三女神の他にも30柱とたくさんの神様が祀られています。
「右門客神社(みぎかどまろうじんじゃ)」「右楽房」から望む大鳥居・「大国神社(だいこくじんじゃ)」
厳島神社 拝殿へお参り
手前から国宝「高舞台」「本社祓殿」、奥の方が拝殿、本殿。
高舞台は神様の奉納される舞楽が舞われる場所です。
厳島神社中央にある拝殿でご祭神と向き合い日頃の感謝の気持ちをお伝えし、会員の皆様からお預かりした”願いや想い”をしっかりと祈願して参りました。
『皆様の願いや想いが届き、そして叶いますように……』
そのほとんどが国宝や重要文化財の厳島神社。
見逃すところの無いよう一歩一歩を慎重に進み、厳島神社を後にしました。
ろかい舟に乗り、昔ながらの方法でお参り
昔は海から船に乗っての参拝が一般的だった厳島神社。
現在はフェリーで島へ渡り、整備された参道を通ることができますが、今でも人力のろかい舟で大鳥居をくぐりお参りすることができます。
奉納へ伺ったこの日、運のよいことにろかい舟が運航していたので昔ながらの方法でもお参りをいたしました。
『皆様の願いや想いが届き、そして叶いますように……』
平清盛の時代には舟での参拝が正式な参拝方法だったそうです。約1000年前と同じという昔ながらの参拝ができ、本当に貴重な時間をいただきました。
舟には観光ガイドさんも乗っており、参拝の方法など貴重なお話しをうかがっているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。干潮時に歩いて大鳥居まで歩けますが、舟でくぐる際にはまた違った迫力を感じました。
世界中から多くの方が訪れる厳島神社
厳島神社の中はそのほとんどが国宝や重要文化財となっており、すべてを見逃さないよう慎重に参拝をいたしました。
海外からのかたもとても多く、世界的に注目を受けている神社といえそうです。
季節ごとだけでなく一日のうちに大きくその印象を変える厳島神社、その美しさが人々の心を魅了してやまないのかもしれません。
青空や海に映える朱色の厳島神社、その美しさに心を奪われ、参拝したスタッフ一同お力を実感することができました。
こちらにて、お寄せいただいた皆様の想いや願い、しっかり届けて参りましたご報告とさせていただきます。
「皆様の願いが叶いますように……」
ニーケスタッフ一同
前回の奉納報告記事はこちら>>「関東のいずもさん出雲大社相模分祠への奉納ご報告」